大石6段のNHK杯快進撃を見て思う事
まず最初にお断りしておきたいのだが、大石6段自身の努力研鑽を否定する物では無い。
ちょっと変わった目線での想像の話である。
先日の渡辺2冠のゴキゲン中飛車を採用した事と翌日の屋敷VS大石の結果を
見てふと疑問に思った事があった。
渡辺さんが振飛車をやったんだけど、羽生世代の誰かがダイレクト向い飛車を指したと
言う話はおいら知らないなぁ~と。
いつかの棋戦で藤井9段が藤井システムで一番勝っているのが羽生さん!
とか言うのは聞いた覚えがあるんだけど。。。
おそらくだろうけど、羽生世代近辺の御年の方はあの戦法は佐藤康光の物であって
相手として戦うけれども、自分が指す事は当分無いと思っているのでは無いかなぁ~?
特に150局以上指してる羽生さん、佐藤康光には負けたく無いとライバル関係剥き出しだった
らしい森内さん辺りはその思いが強そうな気がします。
羽生さんが藤井システムを採用したのが登場してからどれぐらいの期間が開いていたのか
判れば推論も進むのでしょうが、そんな時代はおいら 将棋見てなかったもん^^;;;
ダイレクト向飛車の採用者だと大石さん門倉さん辺りが本を出していますが、
佐藤さんとは年齢が離れてますよね。
戦法の優秀性を見出してそれで結果を出す事自体は素晴らしい事なんですけど
ポッカリ抜け落ちた年代からこんな事を思った次第でして。。。
そして羽生世代がダイレクト向飛車を指すのはもっと採用者が増えて
一般的な作戦として認知されてからなんだろうなぁ~とか
この戦法が優秀なら成績が上がるのは康光っ おまえだろ!とか思ってたりしないかなぁ~
なんてそんな事を考えてしまったのです。