渡辺明のゴキ中
渡辺さんがここ3連戦でゴキゲン中飛車を採用した事について
一般的には作戦を絞らせ難くする為だったり、自身の幅を出す為だと思われてる気がします。
おいらは単純に後手番で指す(勝率が高そうな)戦法が無い為だと思っています。
若しくは、有るんだろうけど使う時期では無いと思っている でしょうかねぇ。
今期の棋聖戦で羽生さん相手に横歩でボコられ、竜王戦では矢倉で森内さんにぶっとばされました。
他だと角替わりか相掛かりなんでしょうが、羽生さん相手に後手で積極的に受けようと
考えるとは、私には思えません。
そこで、意表をつけるゴキゲンの登場となった気がします。
王将戦第三局から空いた時間で1つの研究で乗り切れますし、並び順も良い。
佐藤⇒羽生⇒三浦の順に振り飛車やりませんから。
結果 穴熊VS左美濃(合ってるのかな?) 79角 63桂成り と相手側は普通に対応して来なかったですし。。。
今後もやるかどうかと言えば、渡辺さんが用意していた局面を誰かが指さない限りは
可能性有りだと思われます。
居飛車の研究ストックを貯める時間稼ぎとしては上々の成果だと思っているのではないでしょうか??