【将棋】 電王戦 2016
開幕まで1週間を切っている電王戦Final。
団体での勝負は今回で最後になる事は確定している。
渡辺二冠は 誰か(タイトルホルダー)がやらないと~~
と言う発言をした事もありますし、開発者で羽生さんと
戦いたい旨の発言をされている方もいます。
そもそも、団体戦が終わった後の事は現在未定です。
現状、今の電王戦の時期は名人戦と被りますし、
(日程は多少被る程度ですが、準備期間が丸被り)
番勝負を一人で行う場合対戦の間隔をどうするのか?
だけでも様々な意見が出そうです。
では時期をずらせば良いか?と言うとやはりこれも難しい面があって
羽生・渡辺の両者は無冠になる事は確率的に低いでしょうが、
電王戦時期にタイトル挑戦している可能性が避けられません。
糸谷竜王は出場が決まって対戦するまでにタイトルを失う可能性を
懸念される事でしょう。
では、どうすれば良いのか?
ルール・時期は電王戦Finalを引き継ぐものとして妥協案を考えてみました。
① 出場が決まったソフトを本番仕様にした上で、
本番と同じ時間で対戦したログを対局者は入手出来る
② ①において対戦相手は電王トーナメント1~5位と
1位との対戦ログとする
③ ②を行う期間はソフト提出3日後~対戦3日前まで
毎日、対局が終了すると速やかに対局者に届ける事とする
④ 対局者が望めば、対局ソフト以外の電王トーナメント入賞ソフトとは
自由に対局出来る環境をドワンゴ社が用意する
こんな感じでしょうか。
実際の対戦相手とは直接指す事は出来ないけれど
本番で全く同じ進行をする可能性とその時のソフトの思考ログを
確認出来る。
一部有利・一部不利にしてバランスを取ったつもりです。
阿部四段(当時)が戦法を絞り込んだ上で1日2局、
本番通りの持ち時間で対局を重ねていたにも関わらず
本番では同じ進行を辿る事は無かった や
練習対局を1000局程重ねた豊島七段が本番では
未知の局面に行きついたりしていますので、
再現性の点は問題無いでしょう。
1位 VS 1位~5位なのは 2~4位に大きく勝ち越したとしても
1/5 の割合で負けパターンも確認出来る様な配慮です。
忙しいであろう対局者が移動の時間でも対コンピューター将棋戦の
準備が出来る様にするにはこんな感じでやらないと厳しいんじゃないかな?
おいらは基本的に、コンピューター将棋 VS タイトルホルダー
は実現しなくて良いと思っています。
実現しなくても良いとは思っていても、対戦するならどんな戦型を
選ぶのか?は興味があったりして困るw
そして下書きで半年以上眠っている王座戦5局の答え合せや
年末のリベンジマッチの書きかけをUPするタイミングを
完全に逃してしまってどうしたもんか とも思っている。
あぁ。 直ぐに土曜日が来てしまうに違いないw