mgudn's

髷であり曲げでもある。

【将棋】 Ponannzaの作り方

第三回電王戦イベントでアマチュア相手に166連勝を達成したPonannza

 

今回は電王として登場し、一般的にはソフトの中でも最強クラスと思われている。

 

 Ponannzaの特徴としておいらが挙げたいのは必ず攻めてる!印象がある

これに尽きると思う。

 

玉形が悪い事を厭わず、先行されても反撃のタイミングが他のソフトより早く

負ける場合は攻めが切れてカウンターを喰らって負ける。

 

本日の 豊島七段 VS YSS の戦では、たまにコメントで流れていた

GPS や 激指 の評価より上がるタイミングが早い事を確認できた。

 

では 何が違うからそうなるのかと考えて思い当たる事がある。

 

評価関数の項目の中で、

敵陣と自陣の陣形点(評価)の差を付ける事に重きを置く

 

これだけでPonannzaに近い物になるのではないか?

 

指し手で言えば双方金銀3枚の囲いだったとしてを相手を2枚に減らす事を優先させる

勿論、大きな駒損は嫌うがそれなりなら特攻するw

あるいは駒の連結を自分より悪くするでも良い。 

 

だから攻める順を優先的に考える様になる。

 

精査してないのだが、166連勝の時も相穴熊が多かった印象だしね。

 (ポナ熊強ぇ のコメントを何度も聞いた)

 

Ponannzaの指し手を読む場合はそんなイメージで読めばそれなりに当たる気がする。

 

おいらにとっての電王戦は第二回で感じていた事を

理論的に再検証する場になっていて、勝ち負けを超えて楽しませてもらっている。

 

勝負ではなく コンピューターとプロ棋士の棋力(読み)を比べると

阿部・佐藤慎・船江・豊島が勝ち

塚田・三浦・菅井が負け

佐藤紳 は勝ち寄りの負けになるのでは無いかと思う。

 

と言う事で おいら判定だと 4勝4敗の五分