2014-01-01から1年間の記事一覧
【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生と研究~ - mgudn's の内容と多少被りますが、持ち時間が異なる棋戦での違いについて。 一般的に羽生さんは、 1日制の将棋>>2日制の将棋 だと思われている風潮がある。 おいらはこれは違うと思っていて、 タイトル防衛戦 …
当たり前の話だが、棋士であれば、電王戦と自身との関係は考えざるを得ない。 歴史上最高の棋士であろう羽生さんも当然の如く影響を受けている。 それは対戦相手としての自分が出る場合とコンピューター将棋の特性を 自分にどう取り入れるか?の2パターンが…
羽生さんの対局や講演のスケジュールを見て 一体いつ将棋の研究をしているのだろう? と思われている方って結構居ると思う。 それをおいらなりに予想してみる。 棋士の言葉から研究と言う言葉は結構な頻度で使われるんだけど、 この ” 研究 ” って2種類ある…
羽生善治 日本で最もレーティングの高いチェスプレイヤーである。 対局と対局の間にチェスの試合に出ていたり、 チェスの日本チャンピオン経験者と練習対局を定期的にやってたりする。 【将棋】 チェス・囲碁・将棋 と コンピューター - mgudn's でも述べた…
羽生善治 日本が世界に誇る歴史上最も偉大な人物の一人と呼ばれる男 かもしれないと最近、本気で思うようになったw なんせ他に類を見ない活躍だから。 第一回電王戦後、将棋を見る様になって2年半ぐらいですか・・ 史上三人目の中学生棋士。 NHK杯で当時現…
ネタの様なマジな話。 オシムが身体的な理由で代表監督を去った事が、近年代表で一番惜しむ事だが ブログでオシム惜しむ言いたいのも多分に含まれるがw 彼は『 日本人の身体的特徴に合ったサッカー 』 を目指していた。 おいらこれ、非常に理に叶ってると思…
前エントリーでゲルマン魂を語ったので、大和魂も語ってしまおうかなぁ~と。 おいらの私見では大和魂とゲルマン魂は、ほぼ同じ意味を持つ言葉だ。 ゲルマン魂から現実的を薄めて、精神性を強調した物で基本は一緒。 世界大戦時に同盟を結んだり、敗戦から復…
ちょっと小話。 欧州はキリスト教徒が多い。 キリスト教の教えは右の頬をぶたれたら、左を差し出せ! の精神なのに、何で危険なファールやら腕や服を掴むプレーをガンガンやってるのか? そこの整合性が、おいらには長い間取れていなかった。 が、ふと 『 W…
W杯はドイツの優勝で終わった。 予選の初戦から鬼強く、仕上がり過ぎで決勝にはピークが落ちるのでは? とのおいらの懸念も吹き飛ばして実力通りの優勝。 今大会で示したドイツの戦い方は今後のサッカーのトレンドになるであろう。 具体的に言うとキーパー…
ドイツW杯から3大会連続で欧州チームが優勝した。 この流れは何でなの?を解説しつつ次回優勝国も予想しちゃおうw どちらを上位にするか迷ったが ① 国内クラブランキング ② 情報格差の是正 ③ 欧州放映権の拡大 ① 06 イタリア 10 スペイン 14 ドイツ…
4か月の空白を経て、今更な話題ですまぬ。 ここは、自分用のメモだからねwと自己弁護するも・・・ アクセス解析を見た感じでは、電王戦の人選の記事を見に来て下さる 方が多いみたい。 随分昔に書いた物なんすけどね^^; さて、W杯。 日本代表について…
これまでに 電王戦ルール - mgudn's で誰がどんな目的でルールを作っているのか を述べた。 そして 【将棋】 ソフト貸し出しの是非 - mgudn's で、現在は貸し出しする事が 必要だと訴えた訳ですが、いつまでも貸し出すべきだとは思っていません。 【将棋】 …
これまで電王戦の記事を色々書いているおいらの主張は棋士は巻き返せる可能性がある なのですが、チェス と 囲碁(オセロ含む) とを比べて将棋の特殊性を話したいと思います。 おいらはチェスも囲碁もルールすら完璧には知りません。 それでも気付きはある…
【将棋】 Ponannzaの作り方 - mgudn's でポナンザの特徴を挙てみました。 で、現役プロ棋士の中で渡辺二冠の考え方に基本理念が近い様に感じたんですよね。 渡辺二冠と言えば、『 隙あらば穴熊 』 が代名詞で、 物理的に 堅い玉形を好む。 永世竜王…
前エントリーで総括的な事をやった中で述べたのだが、 違う技術を持った強いソフトが現れたのでプロ棋士全体が その技術を解明したいと望んでいる事を強く訴えるべきだと思う。 勝敗が重視される事は重々承知しているが、プロ棋士として 我々が知らない将棋…
楽しかった電王戦が終わり、色々な方が発言する中で、 余り言及されていない部分が有ると思ったのでそこら辺りを書いておく。 個人的には、日刊スパ 坂本氏の記事が良かったと思う。(毎回クオリティが高いです。) 第3回将棋電王戦全5局を総括。「1勝4敗」…
これまで、ツツカナの事をプロ棋士は 『 筋が良い 』 と何人かが発言している。 それと電王トーナメントで長考から詰みを発見した事実とを併せて、 ツツカナのプログラムの中身を考えてみる。 ツツカナはコンピューター将棋選手権の中でも異質で、 TOPク…
やねうら王というソフトに搭載される局後学習というプログラムが話題だ。 アイデアとして秀逸だと思うし。 但し誤解を産んでいるプログラムであるとも思う。 電王戦の様な短期の貸し出しに対する対抗策としては良く出来ている。 ところが、敗着となった手を…
第三回電王戦第三局で豊島七段が快勝した事で 再び言われる事が増えるであろうソフト貸し出しについて。 この所、電王戦のエントリーが続いているが、 『 羽生さんの強さに迫る 』 という内容で書きたい事が前からあって、そこに対局における事前準備につい…
第三回電王戦イベントでアマチュア相手に166連勝を達成したPonannza 今回は電王として登場し、一般的にはソフトの中でも最強クラスと思われている。 Ponannzaの特徴としておいらが挙げたいのは必ず攻めてる!印象がある これに尽きると思…
結論から言うと コンピューター将棋がどれだけ強くなったとしても道具である事から抜け出せる時は来ない 当たり前の事を言っている様に思われるだろうが、結構勘違いされていると思う。 ・例えば入玉将棋に対応できる様になればプロを遥か超えて強くなる だ…
現在言われている基本的な事 ・プロ中位以上の強さはある。(三浦・菅井に勝利) ・詰め将棋は数秒で解く ・中終盤が強い ・入玉に弱い ・序盤は微妙な時もある ・無理攻めをしてくる時がある ・人間では盲点になりやすい手を見つける ・Bonannza出…
おいらが久しぶりに将棋をちゃんと見るきっかけになった対局である。 その後、米永さん関連の動画もそれなりに見たのだが、 やっぱこの人は、こと将棋においては特別な人だと思う。 ・自分の玉が一瞬だけ詰まない状態で攻めるという発想を持ち込む ・不利な…
これから代表メンバーが決まりますねー。 そこで、 日本サッカー協会には是非、将来性枠を監督に勧めて欲しい。 おいらは日本代表の試合より各国の若手の良い選手と オランダ代表が優勝出来るかの興味の方が圧倒的に勝るんだけど、 誰が選ばれるかまではそれ…
将棋と言うゲームの本質が誰にでも判る様に 上手く説明出来ないかと素人なりに考えてみた。 これですよ。 15パズルって言うんですねー。 これの81マスバージョン プロレベルだと、大体候補手を3手ぐらいに絞り込むと言いますし、 場合によっては絶対の…
2013年末の電王戦リベンジマッチや第3回のルール発表後に 良く聞く様になった言葉だと思うんだけど、 おいらは 『 なぞり将棋 』 と言う言葉に違和感しか感じない。 暴論を承知で言えば ほとんどの対局はなぞり将棋である。 ○○新手などは須く前例からの…
本日より第三回電王戦が開催されます。 この対局の結果がどうあれ、出場棋士中の菅井5段が放った 「自分は10年ぐらいしたら 人間の方が強いんじゃないかと思いますね うなずいてくれる方は居ないんじゃないかと思いますけど・・・」 と言う言葉においらは半…
さて、前回のエントリーが、勘違いされていると思う部分ですね。 では実際問題、昔と比べて強くなったか? と言うと、おいらは強くなっていると思います。 本田・香川の攻撃陣を持って強くなったと思われている節がありますが、 過去と比べて良くなったのは…
電王戦の記事が続いたが、今年はワールドカップもあるので 開催されるまでにどちらも先に書いておきたいことが一杯だわw 日本代表がWCに出場するのは今回が5大会連続5回目です。 マンチェスターU、ACミラン、インテル所属の選手が代表選手が居るし …
前のエントリーでGPS将棋に触れたので、 それに関しての追記。 コンピューター将棋の棋力UPには、評価関数、機械学習、クラスタ化 と言うのが良く出てくる。 この中でクラスタ化だけ微妙に勘違いされているふしがあるんじゃないかなぁ? と、おいらは感…