ミニマム級最強王者 田中恒成 位の評価が必要
最近 田中恒成選手が引退した。
私が彼を知ったタイミングが 井岡 VS 田中 かな?
ハイライトを軽く見た感じ。
ちゃんと見たのが 井上尚弥 とスパーリングした映像で
試合をちゃんと見たことが無かったんだけど、
引退を惜しんだ方が彼のキャリアを編集して動画を作ってX上に上げているのを見たんです。
なんで これで人気ないの?
見た限りで言うと、スピードは日本人歴代で最速!
気が強くて好戦的で、動くし、手を出すし、やり返すしで
めちゃめちゃ面白い。
井岡 VS 田中 を見た時の記憶としては
どちらが勝つか判らない楽しみな試合を井岡がキャリア か 技術 で勝った!
みたいな感想だったと思うんだけど、
戦前の予想としては田中がスピードと連打で圧倒する
が普通だと思ってしまう。
中部地方だから田中メインの試合だと一緒に組まれる試合が多少見劣るとか
時代的に総合格闘技の方が人気があった?
とかこの時期のボクシングがどれほど影響力が有ったのか判らないんだけど、
田中恒成の試合は最高に面白いから
是非見て欲しい!!
ってファンは多いと思うんだけどなぁ・・・
タイトルをミニマム級最強王者としたが、
意図的に ”日本” を抜いてある。
流石にリカルド・ロペス より 上とは言えないし
ローマン・ゴンサレス より 上とも言い辛い。
なんせこの両名は通算でKO率が75%位ある。
最軽量級としては明らかに異例で、
仮に技術が同レベルだったとして
スピード有利 VS パワー有利 の場合
受けるダメージ的に パワーが勝る。
前エントリで4階級制覇王者の体型で
リーチ から 身長を引くと マイナスになる選手は2名しか居ないって書いたんだけど、
ロベルト・デュランじゃないもう一名が
実は 田中恒成 。
身長164.7cm で リーチ 164cm
参考までに書くと
ロペスは 165 165
ロマゴンは 160 170
単純に言って 歴代ライト級?の最強候補に名を連ねる
ロベルト・デュランと同じ事を成し遂げているんだから
と呼ばれるに相応しい。
体型的に一番不利になりにくい階級が望ましいので
ミニマム級が相対的に最強になるはず。
生まれた時代が悪かったのかなぁ・・・
防衛回数が多い事こそ素晴らしいと思われていた時代なら違った結果になっただろうに。
もっと認められるべき素晴らしい王者だと思います。
ボクシング5階級制覇王者 内山高志!?
日本の格闘技界にパウンドフォーパウンド(以降P4P)
という言葉が馴染んだ昨今。
実際に対戦しなかった選手を比較して序列を決めることが一般的であるなら、内山高志選手こそが
日本人初の5階級制覇王者になれた可能性が最も高かった選手じゃなかったか?という思考実験で書いてみる。
世界4階級~6階級制覇王者は1987年トーマス・ハーンズから2024年8月のテレンス・クロフォードまで
通算25名。
私が、個人的に共通項だと思っている点は3つある。
①リーチ引く身長で+10cm以上差がある。
②下の階級に居る際に、スピード か パワー に定評があった。
③アマチュア100戦以上経験で勝率95%超えるレベルの 国際大会メダリスト。
ボクシングにおいてリーチが長い!ってのは凄く有利だと思われているが、
実際に有利なのは①のパターンだと思っている。
理由として対戦前に想定した練習相手と同じ腕のバランスになる可能性が低く、序盤の距離感を修正する前にダメージを受けることが増えそう。
一般的に 身長≒リーチ が通説なはずなんだけれど、
4階級以上王者の内、
リーチの方が短い選手は2名
リーチ=身長 が2名
他21名が リーチの方が長く
+10cm以上の選手が 7名居る。
割合でいうとこう!
リーチが短い 8%
身長=リーチ 8%
リーチが長い 84%
+5cm以上17名 68%
+10cm以上 28%
+15cm以上 3名いて12%
身長≒リーチが正しいとして25名中、腕最短が
ロベルト・デュランの-2cmで、
+4cmまでを合算すると8名 32%
普通体型のはずが32%しか居ない。
明らかに腕が長いか肩幅が広いかのどちらかで
体型的な有利不利が有る!と判断すべきだと思う。
内山高志選手のデータが・・・こう
身長172cm リーチ182cm
自身のYouTubeチャンネルで減量は2~3Kgと発言してて
普段の体重は62Kg位が予想される。
58.967kgのスーパーフェザー級でのみ活躍
連続防衛回数11回は日本歴代3位。
ノックアウト・ダイナマイトの異名あり。
P4Pランキングトップ10入り経験あり。
つまり、①②を満たし4階級制覇としても有望である。
基本的に選手の経歴で一番重い階級では、判定勝ちが増える為、内山選手はライト級でも勝てる可能性はそれなりにあるとする。
フィジカル差を活かしやすい下の階級はどうか?
バンタム級は53.524Kgなので8.5Kg
スーパーフライ級は52.163Kgなので10Kg
減量で10Kgはボクシング界においては結構聞く範囲。
高校卒業して直ぐプロ入りしたとかなら、
バンタム級スタートは余裕でスーパーフライスタートも
予想の範疇に入れて良い。
従って、バンタム~スーパーフェザーまでの
4階級と、+1はいけたんじゃないかな?
といえなくもない。
勿論可能性だけの話であるし、内山選手が同時代にいた
ワシル・ロマチェンコと対戦したら勝率10%無いと思うし、歴代日本人チャンピオンの中で2位だ!とか思う訳でもない。
ただただ、5階級制覇が可能だとしたら誰?に混ざって良かった逸材じゃないかな?
って想像が許される選手だと考える次第です。
内山選手は腕が長い以外の特徴として脚が細く、どちらかと言えば黒人体型に近いです。
動画で見返してみると気付けると思うんですが、
対戦相手より方が体の厚みが薄い事が多いです。
体重別競技においてこの不利を覆すのは相当厳しいので
もっと評価が上がるべきだな~と思っています。
漫画単行本の表紙無料問題は著作権から読み解くべきだと思う話
著作権とは著作者が創作した著作物に適応される法律で
1400年代末には議論されていた国際法である。
適用される範囲は色々あるけれど、重要な点として
(著作)物に発生する権利であるという事。
例えば音楽は著作権の対象範囲に入るが、
楽譜 〇 生演奏 × 生演奏を録音したCD 〇
であり、
著作権が認められるにはカテゴリー毎にクリアしておく条件がある事を理解していただいた上で、漫画は小説の亜種だという説明で承認されたとの仮定で話を進めます。
正確かどうかは知りませんがこの方が理解しやすいはず
世界で最初に著作権を認めた物は書物で1400年代らしいです
漫画は著作権法の内でも異質だと思っていて、
・新作発表ペースが他の著作物比べて圧倒的に速い
・漫画の原画展って、著作物的には絵画の分類になりそう
・著作権順守率100%から8%まで存在する
①画家の個展・②コミックマーケット等で自主作品販売
↓
③小説家 → ④月間誌 → ⑤週刊連載
①②が100% ③④⑤を8~12%としました
8~12の根拠としては小説 印税 漫画 印税 を検索して出て来た数字です。
漫画業界が理解されないのは色々な理由があるとは思いますが、著作権から考えると②が正しいのに②が生まれた理由が⑤にあって、②が発展した理由が④⑤の二次創作への理解によって成り立っていて、一般的に知り得る情報は⑤が中心で、商業的に成功すれば順守率が乖離していていくけれど、順守しようとするとコスト的に不利になってしまう事と、①②③が著作者は基本一人であるが④⑤は著作名義人+アルファな場合が多い事が理由。
著作名義人と書いたのは、藤子不二雄先生のような2人での共作もあり個別作品もあるのに発表名義を統一していたり、CLAMP先生やアジチカ先生のような複数人による漫画ユニットだったり、ゆでたまご先生のような原作・作画担当の二人組としての名義が一つのパターンが存在する上に+αのアシスタントの存在がある。
なんでこんな状況になってしまったかと言えば、
手塚治虫先生の登場でしょう。
https://tezukaosamu.net/jp/manga/chronology.html
終戦時期と重なっているので現代の感覚から想像すると差異はあるでしょうが、医大入学が1945年7月で、転機になるのが2年生時に(1947年1月)出版された新宝島が40万部売れた事。翌年には執筆依頼が激増し短編14本発表。医大卒業の1951年から雑誌の連載割合が増えるが、この時期大阪大学医学部付属病院でのインターンも同時に進行していた。翌年医師免許取得。
上記URLはほんの一部で発表された作品数が604で15万枚以上の原稿を書いたとされているそうです・・・
150000÷23年÷365日=日産17.8枚+アニメ制作・毎日1本映画を見る
手塚先生の特徴として挙げられるのは、アイデアは売るほどある!と公言していて、原作のみの作品も複数存在する。週刊雑誌1つ20Pだとしても毎週6誌に掲載できる程の筆の速さも持っていた。だから手塚先生の才能に出版業界はひれ伏した。出版社ではなく出版業界が、である。その結果、現在も続く、著作者がキャラクターを描き、それ以外の部分を他の人が描くという分業体制が産まれた。これ、アシスタントの著作権を放棄させた上で手塚先生に集約するシステムとも言え、功罪併せ持っていて悩ましい。共同作業であるのに共作では無い著作物は、普通存在しないので誰にも理解されない。漫画家が作品を作る過程での不平不満が何度も漏れ出ているのを見ているので、編集者も漫画家自身も理解していないのかも知れない。
あくまで個人的な考えですが、上記の 才能にひれ伏す という感覚を持っている人が日本人には一般的に居ないと思っています。勿論、私も含みます。教育機関における飛び級・音楽家・バレエダンサー等の国際コンクールの入賞者に対する斡旋。スポーツの世界ならリオネル・メッシが13歳で家族毎スペインへ移住した等々。日本には才能に奉仕する仕組みが無いので理解が広まらないんです。後は、クリエイターに対する敬意でしょうか。日本ってどんな国? と聞かれた時に、葛飾北斎が生まれた国だよ!と答える人が居るかどうか判らないんですが、オランダってどんな国? に対する フェルメールが生まれた国だよ! とか ポーランドってどんな国? に対する ショパンが生まれた国だよ! って答える割合の違い で伝わりますかね?
漫画単行本の表紙無料問題
簡単にいうと手塚システムの弊害です。表紙を描いて貰う時間が勿体ないので、アシスタント以外に表紙用にデザイナーも制作に参加させた。が実態でしょう。幸か不幸か手塚先生の作品に刺激を受けて漫画家を目指した、トキワ壮メンバー・松本零士先生・横山光輝先生・ちばてつや先生等も手塚先生程ではないにしても、創作範囲が広い上に筆が速かったから定着してしまった。残念ながら定着してしまったんです。
そして手塚システムの基準を変えようとしてもどこに合わせるか悩ましく、各社で足並みが揃うとも思えません。とはいえ出版社が何もしていないか?と言うと違います。
〇勤1休で定期的に休みを入れてたり、次週はコミックス作業で休載です。がそれなりの媒体で存在したり、
雑誌 ⇔ WEB媒体 の移行等でしょうか。
誤解に拍車をかけたのが、藤子不二雄先生のまんが道が1977年から週刊連載されます。1970年前後という子供が多かった時期に内容を理解できるタイミングでコミックと出会えます。同時に少年JUMP黄金期に突入していきます。1960年には長者番付画家・漫画家部門でトップの914万5千円 毎年漫画家の収入が分かる時代がありました。新聞に載ってましたからね。こうして子供は漫画家に憧れ、読まない親も漫画家が儲かるって事だけは知っている状況が生まれ、著作権の本質から外れたまま漫画界の常識として漫画家・編集者・読者・漫画を読まない人まで全員が勘違いしたまま現在に至ります。
原作小説のコミカライズの場合
単純です。著者が用意する物なので
原作担当か作画担当が用意する
この2択で作画担当が表紙を用意しない事はないでしょうから、やるしかないです。手塚システムは原作と作画に別れる事を想定していないので割を食うのは作画担当者にならざるを得ないでしょうね。
原稿→雑誌掲載→単行本への移行で起こっている事象
著作隣接権とか版権を無い物として考えた方が理解され易いと思います。
これも比較対象が無いので理解が乏しい方が多いようです。著作権だけで追うと書き上げた原稿は漫画家が所有① 但し吹き出しのセリフとかは印刷されない状況で出版社に納品。雑誌に掲載されるまでに出版社で写植して完成させる② ①→②を実現するために1ページ〇〇円支払って著作権を放棄して貰う。手元に残る①だけは漫画家の物である事は間違いないけれど②は出版社の物である。
森川ジョージ先生がXにて
紙の単行本の経費は約67%と言われており残りを出版社と作家で分配します。 出版社:作家 約2:1です。
と発言されたのでそのまま抜き出しました。
単行本を作る際に②の原稿を使って①のコミックスを作る事になるので①から②になるように外注に出したのと変わらないので本来②を作る経費は作家持ちと言えるからです。
コミケに出す単行本って本を作る費用は作家負担ですよね?商業作家が普通では無く、他の著作物との整合性が一致するのはむしろ同人誌の方。
例えば単行本未収録の読み切り作品とか至る所に存在するので、原稿代を支払った物を使う であろうと、コミックスの販売は別の話になります。出版社は作家を尊重していますが、説明をしていないだけなんです。
作家と出版社の分配比率を印税と呼びますが、印刷された部数に対して支払われます。
現在は違う事例が増えているようです。
例えば100万部印刷した段階で漫画家に支払われ、実際売れたのは80万部だとしても漫画家には関係ありません。売れなかった20万部は書店から返本を出版社が認めており、処分する場合は出版社の費用で行います。他にも単行本2巻分で打ち切りになった作品のコミックスってあんまり売れるとは思えませんが、大体売られます。
ここに文句を言う作家を見た事はありません。
手塚先生が登場した時代よりちょっと前に夏目漱石先生がいらっしゃいます。
代表作多数。教科書に名前も載ってますし、紙幣に使われてもいました。
出版社どころか、国を挙げた宣伝活動をした作家さんとも言えます。
そんな夏目先生の代表作 こころ の販売部数は 750万部 です。
手塚先生の代表作は ブラック・ジャック で1億7600万部 です。
もう降って湧いた金脈ですよね。そりゃ各社群がって、原稿が仕上がるのを編集者が詰めて待ちますわw
出版社が搾取しているという批判も読者層から良く出てきますが、売れた漫画家さんの収益を使って、新人発掘に漫画賞を作っていましたし、雑誌毎に特色を出してブランドイメージを強めて来ました。メディアミックスや周辺グッズの販売で稼げる職業にした功績は大きいと思います。
そうした拡大路線に乗って週刊少年JUMPが600万部達成したのがピーク。
売上減少に歯止めが効かないとの声が聞こえてきた時期だったと思うけれど、
1991年10月に BOOKOFF が全国展開される。
2000年台に入りインターネットの普及が進む。ADSL回線の登場によって普及率が37%
紙の仕事以外が増えたが収益が上がる話では無い。
2009年3月 池田理代子先生の ベルサイユのばら がフランス政府から勲章を授与される。
日本で作ったフランスの歴史物が本国で評価されるなんて思わない。
ネットカフェ難民って言葉はこの時期らしいので漫画喫茶の存在もある。
2016年 漫画村問題勃発。
2019年 新型コロナウイルスによる行動変化。
現在 生成AI問題。
手塚先生登場より80年で国内外の評価の変化と業界の拡大から主力商品の変更と縮小まで、変化が多い割に対応する時間が足りてなさそうですね。
名作と評価が高い 荒川弘先生の 鋼の錬金術師 ですが、最終回が2回連続で雑誌掲載されました。
出版社は才能には従順ですし前例とか関係ないですよ。
近年教科書はタブレット化されつつあり、辞書が必要な時代でも無く、雑誌は売れない状態の出版業界に何かを求めた場合、良い未来が待っている気がしないのですがどうなんでしょう?
音楽分野は自力でのし上がって来た人をピックアップする業界に変貌したように見えますし、漫画業界は昔既に売れた漫画を海外で売る方が、会社に余った人材を使った事業として良い気もします。実際問題ゲーム業界ってリメイク作品多いですからね。巣ごもり需要も終わって乱立したWeb漫画サイトを満たす新人さんが増えましたが、飽和状態にも見えます。
MVのYouTube再生回数上位は1位 米津玄師さんの Lemon 8億8800万回
3位 YOASOBI さんの アイドル 5億4200万回 らしいのですが、
1~2位が17年18年で3位は23年 1位はドラマ由来 2位はコラボ曲 3位はアニメ由来 と違いがありますが、もう音楽を聴くのにお金が必要だと思われていないのかも知れません。20年に日本映画史上最大の売り上げを叩き出した Lisa さんの 炎 で 3億2400万回です。
鬼滅の刃 1億5000万部
推しの子 1800万部(24年7月時点)
遠藤達哉先生の SPY×FAMILY 3600万部
山田鐘人 / アベツカサ先生の 葬送のフリーレン 2200万部
並べてみて思ったのは、あなたの作品はお金を出す層に届いていますか?
幅広い年齢層に向けて売れる漫画と同じ宣伝方法を取っていませんか?
自書を買ってくれている年齢層とか割合を把握していますか?
自分の漫画を買ってくれそうな方へ向けたメッセージを発信していますか?
あなたのコミックスが売れれば担当編集者の評価も上がるのですから、一緒に頑張ってくれると思いますよ。
漫画もお金を払って読む物だと思われない時期が来たらどうするんですかね?
更に言えば、漫画の中心が日本なのは何時迄続くのでしょうか?
私が子供の時には、小学校入学のタイミングで図書券を貰う事が多くて、本を買うって行動が普通だとの意識付けがされていたと言えます。幸いにも身近に漫画を置いてある場所もあったのと、妹がいたので少女漫画に面白い作品がある事を知っていました。
県庁所在地のある地方都市の住宅地区に住んでいますが、徒歩圏内に有った本屋4店舗
も1店舗に減っていて自転車圏内程度では他の店がありません。
私自身もコミックを買う事が、ほぼほぼ無くなりました。電子書籍で買いなおしたり
したので手元に残ったタイトルはかなり少ないです。
書店の無い自治体が増えたみたいな話が問題になっていますが、真に怖いのはこれから生まれてくる世代は、何処でどのタイミングで漫画と出会うんでしょうか?
アスリートの世界ではゴールデンエイジという考え方が一般的になっていますが、創作活動でいえばその少し前の時期に出会う事が重要だと思われます。
今年に入ってニュースになった日本オオカミの論文やアゲハの記憶の遺伝の研究等、有名どころだと、さかなクンですよね。絵本・図鑑の次に出会う書物として漫画を読む子供を増やす活動こそ漫画家協会として注力していただきたいと感じています。
煉獄さんの話を楽しそうに話す女児の入学祝いにアニメ開始前の SPY×FAMILY のコミックを追加してこれも面白いよって渡したのは我ながら良い活動だったかなと思いますしお絵描き好きであったのですが、母親が歌い娘が踊るのに夢中になってしまい、現在はダンス教室に通っております。
労働関係の法律と漫画界
漫画家に限らず、クリエイターを労働者だと考えている人は居ないと思います。
ところが、制作・表現過程において人を使うパターンは沢山あって、その方達は労働者で間違いないです。世間は労働者側が圧倒的多数で、法律は大多数をカバーするために時代に合わせて変更される物です。多数側から見えるクリエイターとその周辺業界は確実に異質で、搾取構造だとの批判や待遇改善を求める意見を度々見る事あるんですがが、こういう意見が出る事が私見で書いた才能にひれ伏す という感覚を持っている人が居ないに当たります。
手塚先生は月間500ページ以上生産しています。生涯平均から導いた計算なのにです。月刊誌掲載1本50ページと仮定した場合、生産量で10倍以上の差があります。この二人が同じ土俵で戦って比較・批評されるのが漫画界です。クリエイターを労働者の法律に適合させるのは無理なんです。又、そういった職業ではありません。
手塚システムが異常な物なのは間違いないです。昔から有ったにも関わらず、短期間での経済規模拡大と社会的地位の向上を同時に叶えた功績・影響力は甚大です。だからといって正常化を目指しても誰も幸福にはなりません。
そもそも著作権の概念が週刊連載を想定していない時代の物で何処かに歪が出るのは避けられないと思います。
正常化とは商業漫画雑誌の廃刊が相次ぎ、同人作家が多数を占める世界線をイメージしています。昔からあった は田河水泡先生の のらくろ とかを想定しています。
とりあえず今回議題になっていた範囲について視点を変えた方が本質に近づくと感じたので書いてみました。デジタルデータの扱いは物に権利があるとの原則を音楽を例に使ったのと詳しくないので意識的に除外しました。
電子書籍の印税は条件付き作者8:2の好条件迄様々あるそうです。
国内事情に合わせて変化したとして、海外事情も考慮しないと駄目なのが面倒な点です。
簡潔な文章を書く能力がありませんので上手に説明できる方の出現をお待ちしております。自由に使ってUPして下さい。
漫画家と映画監督が同じだと思う件
表紙無料問題を書いていたんですがそれ以外の部分を切り分けました。
結局の所 世間の認識が
漫画家=絵の上手い人の延長
だと思われているって事に尽きるんだと思います。
コレ 本当に違うと思っていて、 漫画家のネーム と 映画監督 の 絵コンテ
って、ほぼほぼ同じ物です。原作が小説で映像作品になっている物もコミックスにもなっている物両方あるのに、両者の認識には大きなズレがある様に感じるのは気のせいでしょうか?
以下は、だらだらと漫画に関する事を書いてみました。
長年、書籍といえば漫画!な人生でしたけれど、最近になってようやく解った事が多々あります。ここが面白いと人に勧める事はあっても、読まなかった、読まなくなる理由なんて掘り下げないからです。
①漫画家を目指す人と漫画家として続く人が持っている能力が違う
一般的に絵が上手い人が漫画家を目指したり周囲の方に勧められたりする事が多いイメージで、次がお話を作れる方が続く感じなんですけど、私見を述べれば
1演出→{キャラメイク→ストーリー作成→}演技指導→画力
この順番かな~と感じています。{ }で区切っているのは作画担当の売れっ子漫画家さんが不要な能力だからこうしてます。意図的に演出を上位にした訳ではありません。
近年の漫画界を変えた作家さんとして、大友克洋先生・鳥山明先生・紡木たく先生(活動開始順です)が挙げられると思うんですが、共通するのが漫画を読んでこなかった事ですね。
紡木先生の作品はチラ見程度なのと、フォロワーが沢山いるにも関わらずヒットした少女漫画で影響を感じるのが、矢沢あい先生のNANA位しか居なく異質で独特なので除外。
大友・鳥山両先生に共通するのは映画好き!
↑の方で手塚先生が1日17.8枚生産しつつ毎日映画を1本見る生活を10数年続けていて周囲の漫画家の卵達に映画を見なさい! とアドバイスしていたのは有名。
映画にあってアニメ・漫画に無い物が、時間の概念。長くて2時間程度に圧縮してエンタメとして成立させないと駄目で、必ず削る作業が発生する。
短期集中連載とか、読み切り作品を作る為には絶対に必要な能力。漫画家になるためにクリアするハードルがコレで連載のページ数に落とし込む能力もコレ。
この能力が高いのであれば依頼が続くので、その内ヒット作に恵まれると思う。
高橋留美子先生という稀有な殿上人も含め代表作が3本以上ある方は間違いなく左側二つの能力が高い。仮に私が面白い企画や素晴らしい小説に出会ったとして、漫画化する時に頼みたいのはこのタイプ。
子供の頃から絵を描いて過ごして好きな漫画の模写ばっかりやってて、ノートにコマ割りして漫画を描いてたパターンの方は第一線で長~~く連載されている方に多い特徴なのも事実なので、作業に没頭する・集中力が持続するっていうのも素晴らしい資質です。革命児3人は活動時間としては短いのも事実。
私見ですが、画面構成を2.5次元に寄せて書き始めたのが大友先生で、鳥山先生は2~2.5次元・デフォルメを自在に使い分けていたのがDr.スランプで、それまで遠近法で表現されていた戦闘を遠近法+高低差を交えて表現したのがドラゴンボール。紡木先生は書かないって表現方法がある!を示された方で全て演出の話になります。
②キャラが立つ・キャラクターが勝手に動く
聞いた事がある言葉だと思います。何十年前に聞いてそうなんだーって感じで流していましたが、ようやくここ1~2年で説明が可能になりました。
私は立ち読み・購入・電子閲覧等で年間100作品以上は見る生活を小学生から続けていながら、好きなキャラクターって存在が今でもほぼほぼ居ません。推しが不変だからという理由でもありません。キャラクターグッズを買った事が無い人です。
そんな私がキャラクターについて理解できたきっかけは、小説家になろう からコミカライズされる作品が増えてきて、続きが気になってしまって なろう まで行って続きを読んだからです。その際に、興味から 歴代・ランキング でソートして上位の作品を次々ブックマークにぶち込んでおいて、後々簡単な作品紹介をチェックして気になった作品を十数作色々読み漁ってみた訳です。
面白いかは好みの問題がありますが、流石に読みにくい作品は皆無で、小説を沢山読んできた人生ではなかったとは言え、個人的歴代2位の作品と出会えました。
なろう作品原作からアニメ化されて更に人気作品が生まれた事で、漫画化が加速されてきます。そんなタイミングである作品に出合います。
いわゆる異世界転生ハーレム物で、そんな作品の中で原作小説が既に打ち切りになっていながら漫画は続いてる作品ってのがあるんですよ。勿論理由は色々あると思います。色々読んでいて、 転生しないとこの物語って成立しないの? って思ってたタイミングで、転生した先人が世界の常識を変え終えた世界に主人公が転生して来たみたいなお話だったもので、やっと違う切り口が有ったと思ったので原作をなろうまで探して読み始めたんですが、な~んか違和感を感じるんですね。
そもそもハーレム物が好きではなく、出て来る女性キャラ全員が主人公を好きになる展開を気持ち悪いと思いながらも、ストーリーは良く練られていて、漫画が続巻されるのは理解できるな~と思う作品でした。
面白い・気持ち悪い+違和感があるって不思議な気持ちだったので結構な話数がありましたが読破しました。後半はそれなりの苦行でしたが、これがプロットを作るのが上手な人が陥る罠で、漫画家がボツを喰らう理由も大体これなんだろうなと感じました。
小説家になろう の作品は基本的に編集者に見て貰ってない状態でUPされます。
現代の漫画家への影響が高いであろうドラゴンボールの1話の話をしますね。
主人公悟空とブルマが出会って一緒にドラゴンボールを探す旅に出る
この二人が出会ったら ブルマが悟空を利用して旅に出かける
悟空が天然野生児とかブルマがカプセルコーポレーションのご令嬢とかは設定で
そこ自体は別でも良くって関係性がこうなるってのが大事で、男性作家に足りない能力は大体コレ。足りなくても問題なく、苦しんだ後に凄い勢いで突き進んでいき歴代売上上位を叩き出すのはこんな人。
赤文字書いた後でなんとなく序盤のドラゴンボールが人気無かった理由として、ドラゴンボールを探しているのがブルマで、一話の最後で漏らすのがブルマで、2話の球が無いのはブルマで、悟空の尻尾に驚くのもブルマで、ホイポイカプセル出すのもブルマ。悟空のコマからスタートしてても構造的には完璧にブルマが主人公の漫画ですね。
それなりの回数読み返してても気にしてなかったですね。
先程のなろう作品ですが端的にいうと そうはならんだろ? としか思えなかった。
なろう作品でそれなりに見るパターンなんですけど、別視点の話を作る方が多いです。
単行本のおまけに新作ショートストーリーを追加したりする事が多い事も相まって本文と言うか本筋の話にガンガン挟んで来るんですよ。視点が違う物は別に纏めてくれてる方と、視点変更が有ったと冒頭で書く方と、何も無い方が混じってるのと、悟空で書き始めて、5話目位にブルマから見た悟空の印象を書いて処理してたりする方もいます。
これがどうにも気持ち悪い。単話だけ見ればちゃんとしてるのに連続で読むと没入できない。後は、女性キャラ多い問題は、口調を変える事で変化を出しやすく、それは女性キャラの方が一般的に広がっているから(のじゃロリ・ツンデレ等)会話の際に相手だけで変化をつけれるのが理由だろうと思われます。
私の違和感を言語化可能になって、ようやくキャラが勝手に動くを理解出来ました。
話があってそれに沿った人物を配置する のと 新しい人物と出会った結果、話が進んでいく の違いで話を作る能力よりキャラ作成能力を上位に置いてみました。
③演技指導というか感情表現
最近の漫画でありながら、歴代上位売上を叩き出した作品といえば吾峠呼世晴先生の 鬼滅の刃 と 諌山創先生の 進撃の巨人 と 芥見下々先生の 呪術廻戦 の3作品が1億部以上売れているそうです。
私は、鬼滅以外途中下車してます。鬼滅を読み続けた理由は単純に、この絵柄で今、漫画書いてる人居るのかな?絵だけでお金取れそう!って感じたからと、女性キャラの造形センスが凄まじく高かったからですね。
綺麗に着地する作品が減って、今回文を書くにあたって自分の本棚やらを再度チェックした訳ですが、作品世界に引き込まれて続きがきになるのは気づけば女性のみでした。
偏見かも知れませんが、女性作家の売れっ子さんは中央3つが得意な方が多い印象です。直しが入るのは演出部分な気がします。短編の名手が生まれやすい資質で、何を見て育ったかによって作風が変わる。大人になった私が好きなのが、男性兄弟がいるか父親が漫画好きな女性作家の描く作品。画力以外担保されているパターンが多い。
勝手な推測を続けますが、そもそも小説か雑誌を読んで編集になりたいと思っていた人が漫画を担当した時期から漫画を読んで育ったから漫画の編集になった人に変化していると思っていて、初期から黄金期ってのは前者が多く現在に向かうにつれ後者が増えていると思います。男性で漫画家を目指す方の資質が余り変化が無いのに編集者の資質には変化がありそうに思えます。
これが男性作家 × 特定の男性編集者 か 女性作家 × 男性編集者
の組み合わせがヒット作を生み出す原因なのかな?という予想は飛躍しすぎでしょうかね?
④画面構成
これは好みの問題で私の能力不足だとも思うんですが、見開きページを左上から右下にL字のコマ割りされた作品が増えていて、視線誘導がどこなのか分からなくて気持ち良く読めていません。
アニメになるとそこが解消されるのでしょうが、漫画しか読まないので見開きページ
特有の疾走感を感じたかと思うと、直後から迷子という謎感覚が残ってしまって没入感が浅くなるんですよね。で、作品自体読まなくなるパターンが増えました。
現在、漫画の売り上げはアニメ化によってブーストされるので、紙面の書き込みが多い事を気にする人が減ったのでしょうかね。
⑤画力
絵が上手い事と伝わる事は同意では無いので、大好きで模写した漫画の源流を学んでみるのも良いのでは?と思います。シンプルな絵で伝わる物を丁寧に書いて伝わらなくなるって何かおかしいと思いませんか?
⑥漫画の世界展開を加速させる
ソースはないので不確かですが、海外で日本の漫画人気が最も高いのがフランスで、理由が池田理代子先生のベルサイユのばら が人気になったからその後も色々紹介される事になったらしいと聞いています。他だと惣領冬美先生の チェーザレ 破壊の創造者
は日本よりイタリア本国の方が評価・人気共に高いとか。
森薫先生の 乙嫁語り がトルコ辺りで人気とか カルロ・ゼン先生の 幼女戦記 がドイツで人気とかは聞いてませんが、細川智栄子先生の 王家の紋章 を今、エジプトで広めてみたり出版社主導で将来の見込み客を増やせるような企画をやってみたら良いかも知れませんね。
最後に漫画履歴書を書いておきますね。
どちらが先か判りませんが、まんが日本の歴史全20巻の1~2巻を10:1位の割合で読んでいた。1巻は石器時代2巻で弥生時代米作中心だった気がします。
もう1作が面倒を見て貰っていた家の本棚にあった横山光輝先生の伊賀の影丸をひたすら繰り返して読んでいました。現在も主流の特殊能力を持ったキャラ同士の戦いは、荒木飛呂彦先生のジョジョの奇妙な冒険3部が基だと思っている方が多いと思うんですが、私見では、伊賀の影丸が源流だと思います。
学校の図書館で読んでいた本 のらくろ はだしのゲン 江戸川乱歩 とかかな利用頻度は低めです。
・一文字も逃すまいと読みこんだ漫画は 永野護先生の ファイブスター物語
・子供が最初に出会うお勧めの漫画は 雷句誠先生の 金色のガッシュ!!
これはドラえもんとかちびまる子ちゃんとかポケモンはなくなりそうにないので消えて欲しくない作品で選出。続編もやっていますがそれを知らない方が多いでしょう。
・少女漫画のお勧めは 椎名軽穂先生の 君に届け (特に届くまで)
・個人的最高の漫画は よしながふみ先生の 大奥
ドラマもあるそうですが、キャストが誰 みたいな記事を見た程度です。なかなかに良いキャスティングだな~とは思いましたが、観てないですね。作品に関して言うなら、唯々、天才の仕事。
昔から映像作品がそんなに好きではなかったんですけど、じっと画面を見続けるのが嫌いだからと思ってました。けれど、この分野も最近、解明されました。
どうやら
小説を読む < 小説のセリフ部分+α=漫画を読む速度 <<~<< 映像作品
が正解らしく、書物で読みながら想像した行間や風景を思い浮かべる速度と原作から作られた映像作品の速度差が気持ち悪くて見れない。だったらしく、じっくり読みこんだ小説の映像化を楽しめた記憶が無い事に気づきました。
ほぼ皆無なんですけど、アニメが先で後から漫画を読んだパターンの めぞん一刻
は問題ないですね。余りにも声優さんが嵌っていて違和感がないです。
・小説部門 1位 王領寺静 (藤本ひとみ)先生の 黄金拍車 (異次元騎士カズマシリーズ) 絶版の上未完 異世界転生モノの元祖にかなり近いと思われる作品
2位 ひよこのケーキ先生の 謙虚、堅実をモットーに生きております!
軽く触れた なろう作品がこちら 未完・書籍化望みなし
3位 槻影先生の 誰にでもできる影から助ける魔王討伐
別作品の 嘆きの亡霊は引退したい が人気で更新が止まった作品 4巻まで発売中
タイムリーなことに 嘆き のアニメは24年10月1日初回 との事
誰にでも はカクヨムで読めます。漫画版もありますが6巻で完結 俺たちの戦いはこれからだ! で終わっていますので、面白かった方は小説版をお買い求め下さい。
約3年ぶりに2話更新されていました。是非、続いて欲しいものです。
最後に数少ない映像作品を見たお勧め
ドラマ部門 プリズン・ブレイク 圧倒的にシーズン1
映画部門 プラダを着た悪魔
脚本・演出・役者と素晴らしいレベルの作品でしたね。
ライトノベルの歴代最高は現役勢が上位を占めてる割合が高いです。
伏瀬先生の 転生したらスライムだった件
インフレするバトル物の畳み方としてはTOPクラスだな~と感じていましたが、今回調べたら歴代1位でした。書籍版をどう終わらせるかはまだですが納得ですね。
そんな事もあって近年は投稿小説サイトの作品を漁りつつ漫画を読む量が減っています。後は自分が読み漏らした名作とかですかね。荒川弘先生から田中芳樹先生の作品群を遡るとか。銀河英雄伝説は私の青春です! って将棋の解説中に熱く語る窪田義行七段って方がいてですね、知ってはいたんですけど読むと納得の作品ですねー。
少女漫画の古典芸能 美内すずえ先生の ガラスの仮面 とかはネタにされまくってますが、作品のクオリティはべらぼうに高いですよ。
最後まで読むことが減ったと嘆いた私が最後まで読んだ最近の作品をご紹介。
賀来ゆうじ先生 地獄楽 全13巻
世間が煉獄さんと叫んでいた時期に、この漫画が人気出ないのはおかしいんじゃないかと唸っていた漫画。
着目点ですっころばされた作品。こんな視点で見える世界ってどんなだろう?生まれる作品に興味が尽きない方。短編も素敵な作品ですので、未読の方は是非!
高瀬志帆先生 おとりよせ王子 飯田好実 全7巻
二月の勝者ー絶対合格の教室ー 全21巻
王子の方でお上手だな~と思ってた次作で凄いの出してきたなと唸った作品。
今回、調べた際に想像以上にキャリアを重ねられている方でびっくり!
二作共ドラマになっててアニメにはなっていないので逃してる方、読んでみませんか?
ムサオ先生 恋と嘘 全12巻
私が現実・史実に創造を混ぜた作品を好む傾向があります。日本の歴史+忍者漫画の刷り込みって凄いですね。
近未来のお話でそんな未来があるのかも?と、すんなり読めてしまいます。女性のキャラがお上手な方で仮に女性作家さんだと公表されれば凄く納得してしまうお方。
萩原あさ美先生 娘の友達 全7巻
映像じゃなく漫画でエロを楽しむのが判らない人なんで、エロ成分がある漫画の評価を厳しめにつける傾向があるんですけど、
ほんわかした絵柄でネットリ絡まれる っていう作品で、読んでいる時に絵がエロいのに感情がそっちに引っ張られなくて、それでいて揺さぶられるという初めての体験をしました。最新作の 編集の一生 は休載中で3巻まで発売中。
皆様、良い書籍生活をお送りください。
中谷潤人選手がフェザー級に向いていないと思っている件
次の記事を森川ジョージ先生に届ける予定なのでボクシングの事を書いてみる。
素人の戯言ではありますが理詰めです。
最近、中谷潤人選手の評価が爆上がり中である。
私は、knockout of the year23 を獲ったとの報道で存在を知り、チラ見。
12Rじゃなければ凄い選手なんだろうな~が感想でした。
次世代のスター選手として名前を良く聞くようになり、バンタム以降の3戦はチェックしました。
中谷選手が強いのか?歴代日本人ボクサーとして何位に評価するか?
これは、もう素晴らしい選手で間違いないです。私の意見は2位か3位で、対抗が昔の寺地拳四郎選手になります。理由は下に書いています。
中谷選手の特徴としてはレーダーチャートで スタミナ5他3みたいな綺麗な形の特徴の無い選手に見える所ですかね。一見、穴が無いように見えます。
ところが、もの凄い実戦的な叩き上げの選手で、世界的に似たタイプを探す事が不可能な選手だと思っています。中谷選手への評価が身長が高いので階級を上げても対応可能だとの噂をちらほら見るんですが、その理屈でいえばデビュー戦がミニマム級って
普通そこまで落とせませんよね?
リーチの長さもたいした事はないです。一番の有名どころを上げれば史上初5階級制覇王者トーマス・ハーンズ選手の 身長185cm リーチ203cm このタイプを
一般的にリーチが長いって言います。現役ですと史上初二階級四団体統一王者 テレンス・クロフォード選手で 身長173cm リーチ188cm も同タイプ。
では、現役フェザー級チャンピオン4人の身長ーリーチが以下の通り
WBA ニック・ボール 157ー165
WBC ブランドン・フィゲロア 175-184
IBF アンジェロ・レオ 168ー175
WBO ラファエル・エスピノサ 185-188 歴史的に見て異例の高身長
現在の中谷潤人選手 173-176
フェザーまで上げた段階でサイズ的には相手次第になります。
では、どの階級まで絶対的王者でいられるか?はスーパーバンタムまでと予想します。
5~6階級制覇王者の特徴を上げると、
身長よりリーチが10cmぐらい長い
そもそも下の階級の時からスピード か パワーがある選手
アマチュア 200勝 一桁負け 位のレベルの五輪メダリスト
重要度は特にないけれど、どれかは持っている共通項が上3点
要は何かしらの明確な武器が必ずある選手!となっています。
中谷選手の特徴としてパンチの種類が多彩でそこをアマチュアトップクラスと同等だ!
の主張は判らなくもないけれど、恐らく難しい。
スタミナ5で他が3 ってあえて書いた理由を中谷選手がやっている戦略を交えて説明します。
中谷選手はバンタム級では長身の部類です。次の階級でも該当します。
2024年2月24日 アレハンドロ・サンティアゴ選手との試合を見ればわかるんですけど、この方 身長159cm なんですよ。身長差14cmあるんですけど、
向き合って構えた時に中谷選手の方が低く構えるんですよね。黒人選手に多いL字ガードで後ろ重心はたまに居ます。大体背が高いんですけど、低く構えて後ろ重心も使うのは他に存在するのか判らないレベルで見ないですよ。
だから変なタイミングでパンチが出て来るので不意打ちで殴られる感じのKOなんです。中谷選手はパンチ力がある選手ではないと思っています。
晩年のパッキャオがKOしていた理由と同じです。
中谷選手が長距離と短距離がどちらも得意ってのは低く構えて体を く の字に折ると右手はリーチをそのまま使え、左手は く の折った隙間分自由に動かすスペースがあるのを利用しています。これを普通の高さに構えるのと重心を前~後まで使うのでパンチの距離を掴んだと思ったら違うのが来たw が発生します。
ここまで話すと凄いテクニックで実際問題凄いんですけど、問題があって相手のリーチが明確に長くて中谷選手から接近しないといけない時の武器が存在しなくなるんです。
相手次第ではありますが、これが中谷選手の持つ最大の弱みで、デビュー戦をミニマム級から開始した陣営の狙いだと考えています。
フェザーでチャンピオンになる能力はあると思います。不利な相手を選んで挑戦するとは思えないので。ところが防衛なり統一をやるとそのうち必ず、先程の問題にぶつかります。一階級下のジェシー・ロドリゲス選手とやって欲しいんですけどね。
P4Pランキングでは向こうが上位ですし、実現しないんでしょうかね。
観戦歴の紹介(敬称略)
格闘経験なしでダイヤモンドグローブとか日本で放映される世界戦とかはみていました。現地観戦経験はKー1大阪ドーム位 時期を調べてみたんだけど、どのタイミングか全く思い出せません。PRIDEとかも見てましたね。
その頃に加入したスカパーでWWF(後にWWE)に出会って、数年間は笑い転げていました。カート・アングルが王座を目指す辺りでマットのキャンバスの下に隠れてて勝った試合の動画を編集でチラ見しかしてなくてそれ見たかったな~はありますが、
翻訳が最高で、選手の顔芸・マイクパフォーマンスがとんでもないレベルでしたね。
後のハリウッドスター ドウェイン・ジョンソンを相手取っても負けていない演者が
何人も存在していてプロレスを利用したショーでしかなく、株式公開する前で無茶が
効いた黄金期らしいのですが、実際問題大きい興行と興行の間にある繋ぎのTVショーの方が面白いので探して良いのが見つかるかは謎ですね。
メイウェザー・パッキャオ位の時期は全く見ておらず、ロマチェンコがP4P
1位になった時の記事をたまたま見た時の褒め方が、ボクサーに対する評価として聞いた事がないパターンの言葉を使われていたので気になって確認。 納得。
そうしたらモンスターとか言う人が現れてて、バンタム級初戦を見たんですけど、ドン引きしました。あれ狙ってやってるのならモンスターで間違いないねとは思いましたが、次戦で似たような事をやってのけたので、過去の試合を漁る事に。
感想としては同じ時間で生きていない選手 でしょうか。
拳四郎(当時)の試合も見たんですけど、空間把握能力においては日本歴代1位に認定しました。身長=リーチ位の選手であの戦い方をした上で完勝するって普通に有り得ないですよ。暫く見ない内にとんでもなくレベルの高い世界になっていたのかと思ったら、本人達が歴史的にもずば抜けていただけでした。
今、世界で最も人気のある選手といえば ジャーボンティ・デービスでしょうが
、感想としては宮田一郎のジョルトって実在したwww ですね。
シャクール・スティーブンソンの後ろ脚に重心を置いたままの前後移動が気持ち悪い程にスムーズでヤバいすね。
全体的にハイレベルな選手か、暴力と知性が融合した選手が増えましたね。
現在のボクシング界ではもう二度と現れない可能性が高いですね。
カタールWC 総括
W杯史上、最高の決勝戦だと言われる可能性がある決勝でしたね。
メッシが最後のW杯を優勝で飾るのか?それを新時代のスターである
エムバぺ擁するフランスが連覇するのか?と言う戦前の予想があって、
前半はスコラーリ監督のプラン通りにエムバペを抑え込んでいたにも関わらず、
デシャン監督は前半2枚変えエムパベを中央に移動させ再度2枚変えと共に
エムバペを左サイドに移動させ4TOPの博打で同点へ。
監督の采配も見事で素晴らしい戦いでした。
今回のW杯で顕著だった事として全世界的に選手育成が欧州への輸出型になっている
事でしょうか。
ランダムで若い選手の紹介文を読めばスピード+ドリブルだとかテクニックだとかの
選手で溢れかえっています。
昔とは求められるスキルが違ってはいても、一時期はオランダ以外から絶滅した
両サイドにWGを置くチームすら復活してますね。
逆に純粋なCFが居ないチームが多く、今後WGが再度減少してCFが多く生まれる
サイクルになるかも知れません。
グループリーグにて波乱の多い大会と記憶されるのかも知れませんが、
この点については予想通りです。
私はロシアW杯時から、選手間のレベルには大きな差がありますが、
チーム分析においては全てのチームには殆ど差は無いと考えており、
無策で戦ったら分が悪いチーム程、分析結果に忠実にプレーする事になると
感じています。
従って、グループリーグの初戦は一番対策に対する理解度も目的意識も高くなる
ので、ジャイアントキリングは起きやすいと思っています。
ところが、日本 VS ドイツ戦において、後半勝負だったのは理解出来るのですが、
前半を失点無しで抑えるための作戦が全く分かりませんでした。
今大会における一番の謎がコレでした。
注目していたチームとしては北米予選を1位抜けしたカナダでしたが、
カタールと共に全敗で、他の国は最低勝ち点1を獲得しているので
参加国中31位という結果に終わっていますが、次回は開催国の1つという事もあり
引き続き注目したいと思っています。
前回アイスランド・モロッコが良いと言っており、モロッコも勝ち点1の最下位からの
躍進だった事もあって、案外縁起が良い可能性はあったりすると良いですね。
大会ベストゴールはオランダ VS アルゼンチン のオランダ同点ゴールです。
流石に後半アディショナルタイムのまず確実にラストプレーになるタイミングで
あのフリーキックは予想していませんでした。
また、大会で最も印象に残ったプレイヤーとしてはモドリッチです。
ペリシッチの万能ぶりにも驚きましたが、37歳にしてあの走力は驚愕しかありません。
流石に本戦に入ってからは疲労の蓄積から運動量が後半からは落ちている試合も
ありましたが、上下動を減らす代わりに中盤の底でフィルターをかけつつ
ボールを散らしたり押し上げたりとサッカーIQの高さが伺える内容でした。
一般的に次の大会はエムバペが歴代最多得点者になるのかどうか?
が期待される所でしょうが、基本的にスピード系の選手のピークは大体25歳が多い
ので、純粋なCFに変貌するのかの方が気になっています。
カタールWC 日本対ドイツ戦後メモ
自分メモとして書いておく
日本の作戦が良く分からなかったんだが、試合直後にこれかな?
と思った事があったので書いておく事にする。
日本のディフェンス時の決まりごとはVARがあるので
ペナルティーエリア内では可能な限り足を出さない!
ではないかと感じた。
カードが1枚も出なかったのはこの試合が初だった。
現在スペイン前半途中まで見た感じで言うとスペインのできが一番良い。
短い試合間隔・オフサイドの判定・長いアディショナルタイム・
各リーグ戦からの短い準備期間と波乱要素は多い大会ではあるが
2014年時点で優勝国はずっと欧州になる とか書いちゃっているので
どうなるんだろうねw