ボクシング5階級制覇王者 内山高志!?
日本の格闘技界にパウンドフォーパウンド(以降P4P)
という言葉が馴染んだ昨今。
実際に対戦しなかった選手を比較して序列を決めることが一般的であるなら、内山高志選手こそが
日本人初の5階級制覇王者になれた可能性が最も高かった選手じゃなかったか?という思考実験で書いてみる。
世界4階級~6階級制覇王者は1987年トーマス・ハーンズから2024年8月のテレンス・クロフォードまで
通算25名。
私が、個人的に共通項だと思っている点は3つある。
①リーチ引く身長で+10cm以上差がある。
②下の階級に居る際に、スピード か パワー に定評があった。
③アマチュア100戦以上経験で勝率95%超えるレベルの 国際大会メダリスト。
ボクシングにおいてリーチが長い!ってのは凄く有利だと思われているが、
実際に有利なのは①のパターンだと思っている。
理由として対戦前に想定した練習相手と同じ腕のバランスになる可能性が低く、序盤の距離感を修正する前にダメージを受けることが増えそう。
一般的に 身長≒リーチ が通説なはずなんだけれど、
4階級以上王者の内、
リーチの方が短い選手は2名
リーチ=身長 が2名
他21名が リーチの方が長く
+10cm以上の選手が 7名居る。
割合でいうとこう!
リーチが短い 8%
身長=リーチ 8%
リーチが長い 84%
+5cm以上17名 68%
+10cm以上 28%
+15cm以上 3名いて12%
身長≒リーチが正しいとして25名中、腕最短が
ロベルト・デュランの-2cmで、
+4cmまでを合算すると8名 32%
普通体型のはずが32%しか居ない。
明らかに腕が長いか肩幅が広いかのどちらかで
体型的な有利不利が有る!と判断すべきだと思う。
内山高志選手のデータが・・・こう
身長172cm リーチ182cm
自身のYouTubeチャンネルで減量は2~3Kgと発言してて
普段の体重は62Kg位が予想される。
58.967kgのスーパーフェザー級でのみ活躍
連続防衛回数11回は日本歴代3位。
ノックアウト・ダイナマイトの異名あり。
P4Pランキングトップ10入り経験あり。
つまり、①②を満たし4階級制覇としても有望である。
基本的に選手の経歴で一番重い階級では、判定勝ちが増える為、内山選手はライト級でも勝てる可能性はそれなりにあるとする。
フィジカル差を活かしやすい下の階級はどうか?
バンタム級は53.524Kgなので8.5Kg
スーパーフライ級は52.163Kgなので10Kg
減量で10Kgはボクシング界においては結構聞く範囲。
高校卒業して直ぐプロ入りしたとかなら、
バンタム級スタートは余裕でスーパーフライスタートも
予想の範疇に入れて良い。
従って、バンタム~スーパーフェザーまでの
4階級と、+1はいけたんじゃないかな?
といえなくもない。
勿論可能性だけの話であるし、内山選手が同時代にいた
ワシル・ロマチェンコと対戦したら勝率10%無いと思うし、歴代日本人チャンピオンの中で2位だ!とか思う訳でもない。
ただただ、5階級制覇が可能だとしたら誰?に混ざって良かった逸材じゃないかな?
って想像が許される選手だと考える次第です。
内山選手は腕が長い以外の特徴として脚が細く、どちらかと言えば黒人体型に近いです。
動画で見返してみると気付けると思うんですが、
対戦相手より方が体の厚みが薄い事が多いです。
体重別競技においてこの不利を覆すのは相当厳しいので
もっと評価が上がるべきだな~と思っています。