mgudn's

髷であり曲げでもある。

【将棋】 矢倉不遇の時代で割りを食っている棋士

前エントリーで2015年度は先手矢倉が厳しい時代と書きました。 皆さんは奨励会を抜けて四段に上がった際に、将棋連盟のHPに 新四段誕生のお知らせ って出るのをご存知ですか? 簡単なプロフィールを書いてあるのですが、 得意戦法 を聞いていまして、…

【将棋】 羽生善治の現在 ~2015年タイトル防衛戦~

今年度、4冠でスタートした羽生のタイトル防衛戦を振り返ってみる。 先手番での矢倉が勝てない状況で始まる。 名人戦 対 行方八段 全体的に苦戦。 というか、作戦負けしかなかった印象。 4・5局目は矢倉で、共に先手番が工夫しようと言う意思は感じられた…

AlphaGoについて

Google DeepMind Challenge Match で颯爽と登場したAlphaGoについての囲碁のルールも良く知らない、 プログラム知識も無いけれども思い当たったので書き殴っておく。 AlphaGoの開発期間は大体2年程らしい。 最近まで、囲碁ソフトがプロ並みの強さになるのは…

【将棋】 電王戦で将棋連盟のサポートが足りない件

私は、電王戦において将棋連盟の出場棋士に対するサポートは 全く足りていないと思っています。 電王戦Final になって、参謀役として西尾六段がミーティング に出席したり、過去に出場した棋士からの助言を受けたりする様が 電王戦への道 の動画で見受けられ…

【将棋】 電王戦出場ソフトに勝とう!

電王戦Final - 第一局 - 将棋ソフト開発(仮) と言うブログを読みまして、自分が昔に書いた事の補足を 今までとは違う考察を交えて書けそうだと思ったんですね。 上記ブログは非情に読みやすく かつ、判りやすく、今まで何人も電王戦について 書いている記事…

【将棋】 電王戦出場棋士 出場前後の成績

電王戦が団体戦で行われる様になってから出場した棋士の成績を調べてみた。 注 2015年度は 3月16日終了時の記録 他は4月1日~3月31日まで 年度の横の〇印が電王戦出場時 全員3月中に対戦したとみなして集計 年度 棋士名 順位戦成績 主な成績 2…

【将棋】 電王戦Final の先にあるリスク

今回で団体戦としての電王戦は終了します。 そして、団体戦が終わった後はタイトルホルダーを出せ! 的な流れになるのでしょうが、開発者の方はPCに詳しいのは当然として ブログやツイッター等を利用するのも日常的です。 ところが、 初めて現役プロ棋士に…

【将棋】 電王戦ルールがソフト貸し出しありになった理由

電王戦Final 第一局 終了後に Apery開発者の方が 事前貸し出しルールについて多少語っていました。 電王戦を見ている方、参加されている方(開発者)が何故このルールが導入されたか 判っていない方が多い様な気がします。 事は第一回電王戦まで遡…

【将棋】 電王戦Final前日 永瀬六段に向いた作戦が合ったw

今日の王将戦の最後で、永瀬六段が千日手宣言! を出したのか??? 見たいな告知しているのを聞いて、ちょっと考えてみました。 前記事で ↓ の様に書いたのですが、 2戦目の永瀬六段は、振り飛車で戦えば終盤で逆転出来る可能性は高まる 居飛車を採用した…

【将棋】 コンピューター将棋の限界2015

コンピューター将棋の限界 - mgudn's を書いてから1年後の見解を書く。 今回の電王戦も ソフト>棋士 が絶対で後は連盟がいつそれを受け入れるのか? なんて考えている方も一定数居るんじゃないかと思います。 前回の結論は コンピューター将棋は道具である…

【将棋】 電王戦 2016

開幕まで1週間を切っている電王戦Final。 団体での勝負は今回で最後になる事は確定している。 渡辺二冠は 誰か(タイトルホルダー)がやらないと~~ と言う発言をした事もありますし、開発者で羽生さんと 戦いたい旨の発言をされている方もいます。 …

【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生と持ち時間~

【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生と研究~ - mgudn's の内容と多少被りますが、持ち時間が異なる棋戦での違いについて。 一般的に羽生さんは、 1日制の将棋>>2日制の将棋 だと思われている風潮がある。 おいらはこれは違うと思っていて、 タイトル防衛戦 …

【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生と電王戦~

当たり前の話だが、棋士であれば、電王戦と自身との関係は考えざるを得ない。 歴史上最高の棋士であろう羽生さんも当然の如く影響を受けている。 それは対戦相手としての自分が出る場合とコンピューター将棋の特性を 自分にどう取り入れるか?の2パターンが…

【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生と研究~

羽生さんの対局や講演のスケジュールを見て 一体いつ将棋の研究をしているのだろう? と思われている方って結構居ると思う。 それをおいらなりに予想してみる。 棋士の言葉から研究と言う言葉は結構な頻度で使われるんだけど、 この ” 研究 ” って2種類ある…

【将棋】 羽生善治の現在 ~羽生とチェス~

羽生善治 日本で最もレーティングの高いチェスプレイヤーである。 対局と対局の間にチェスの試合に出ていたり、 チェスの日本チャンピオン経験者と練習対局を定期的にやってたりする。 【将棋】 チェス・囲碁・将棋 と コンピューター - mgudn's でも述べた…

【将棋】 羽生善治の現在 ~まえがき~

羽生善治 日本が世界に誇る歴史上最も偉大な人物の一人と呼ばれる男 かもしれないと最近、本気で思うようになったw なんせ他に類を見ない活躍だから。 第一回電王戦後、将棋を見る様になって2年半ぐらいですか・・ 史上三人目の中学生棋士。 NHK杯で当時現…

サムライジャパンを改名する日

ネタの様なマジな話。 オシムが身体的な理由で代表監督を去った事が、近年代表で一番惜しむ事だが ブログでオシム惜しむ言いたいのも多分に含まれるがw 彼は『 日本人の身体的特徴に合ったサッカー 』 を目指していた。 おいらこれ、非常に理に叶ってると思…

日本代表と他の国代表

前エントリーでゲルマン魂を語ったので、大和魂も語ってしまおうかなぁ~と。 おいらの私見では大和魂とゲルマン魂は、ほぼ同じ意味を持つ言葉だ。 ゲルマン魂から現実的を薄めて、精神性を強調した物で基本は一緒。 世界大戦時に同盟を結んだり、敗戦から復…

W杯は戦争だと言う真実

ちょっと小話。 欧州はキリスト教徒が多い。 キリスト教の教えは右の頬をぶたれたら、左を差し出せ! の精神なのに、何で危険なファールやら腕や服を掴むプレーをガンガンやってるのか? そこの整合性が、おいらには長い間取れていなかった。 が、ふと 『 W…

ゲルマン魂とは何なんだ?

W杯はドイツの優勝で終わった。 予選の初戦から鬼強く、仕上がり過ぎで決勝にはピークが落ちるのでは? とのおいらの懸念も吹き飛ばして実力通りの優勝。 今大会で示したドイツの戦い方は今後のサッカーのトレンドになるであろう。 具体的に言うとキーパー…

ロシアW杯の優勝国を予想しようw

ドイツW杯から3大会連続で欧州チームが優勝した。 この流れは何でなの?を解説しつつ次回優勝国も予想しちゃおうw どちらを上位にするか迷ったが ① 国内クラブランキング ② 情報格差の是正 ③ 欧州放映権の拡大 ① 06 イタリア 10 スペイン 14 ドイツ…

今頃ブラジルW杯の事

4か月の空白を経て、今更な話題ですまぬ。 ここは、自分用のメモだからねwと自己弁護するも・・・ アクセス解析を見た感じでは、電王戦の人選の記事を見に来て下さる 方が多いみたい。 随分昔に書いた物なんすけどね^^; さて、W杯。 日本代表について…

【将棋】 第四回電王戦の追加新ルール

これまでに 電王戦ルール - mgudn's で誰がどんな目的でルールを作っているのか を述べた。 そして 【将棋】 ソフト貸し出しの是非 - mgudn's で、現在は貸し出しする事が 必要だと訴えた訳ですが、いつまでも貸し出すべきだとは思っていません。 【将棋】 …

【将棋】 チェス・囲碁・将棋 と コンピューター

これまで電王戦の記事を色々書いているおいらの主張は棋士は巻き返せる可能性がある なのですが、チェス と 囲碁(オセロ含む) とを比べて将棋の特殊性を話したいと思います。 おいらはチェスも囲碁もルールすら完璧には知りません。 それでも気付きはある…

【将棋】 渡辺明二冠 と Ponannza の類似点

【将棋】 Ponannzaの作り方 - mgudn's でポナンザの特徴を挙てみました。 で、現役プロ棋士の中で渡辺二冠の考え方に基本理念が近い様に感じたんですよね。 渡辺二冠と言えば、『 隙あらば穴熊 』 が代名詞で、 物理的に 堅い玉形を好む。 永世竜王…

【将棋】 第四回電王戦 人選

前エントリーで総括的な事をやった中で述べたのだが、 違う技術を持った強いソフトが現れたのでプロ棋士全体が その技術を解明したいと望んでいる事を強く訴えるべきだと思う。 勝敗が重視される事は重々承知しているが、プロ棋士として 我々が知らない将棋…

【将棋】 第三回電王戦 総集編

楽しかった電王戦が終わり、色々な方が発言する中で、 余り言及されていない部分が有ると思ったのでそこら辺りを書いておく。 個人的には、日刊スパ 坂本氏の記事が良かったと思う。(毎回クオリティが高いです。) 第3回将棋電王戦全5局を総括。「1勝4敗」…

【将棋】 ツツカナの作り方

これまで、ツツカナの事をプロ棋士は 『 筋が良い 』 と何人かが発言している。 それと電王トーナメントで長考から詰みを発見した事実とを併せて、 ツツカナのプログラムの中身を考えてみる。 ツツカナはコンピューター将棋選手権の中でも異質で、 TOPク…

【将棋】 局後学習と言う名の幻想

やねうら王というソフトに搭載される局後学習というプログラムが話題だ。 アイデアとして秀逸だと思うし。 但し誤解を産んでいるプログラムであるとも思う。 電王戦の様な短期の貸し出しに対する対抗策としては良く出来ている。 ところが、敗着となった手を…

【将棋】 ソフト貸し出しの是非

第三回電王戦第三局で豊島七段が快勝した事で 再び言われる事が増えるであろうソフト貸し出しについて。 この所、電王戦のエントリーが続いているが、 『 羽生さんの強さに迫る 』 という内容で書きたい事が前からあって、そこに対局における事前準備につい…